この記事では、あなたが退職した後にどうやって次の再就職まで生活をキープさせたらよいかを徹底解説しております。あなたの貯金が0円であることを想定して書いているので、可能な限りはやく退職したい場合は必見です。
どうもご機嫌いかがですか?ティーヒロです。
わたしは某大手会社で、営業マンを育成する業務を行っておりますが、入れ替わりの多い営業職において、去っていく方々にお金事情もアドバイスしています。
あなたが、今の会社を退職後も生活に困らずに安心して次の仕事を探せるように。
たとえ貯金が0円でも、退職して生活に困らない方法をこの記事でご紹介いたしますのでぜひ学んでいって活用してください。
※当記事は、【傷病手当金】と【失業保険】の申請と受給手続きのプロである株式会社スムリエからの情報を元に記事を書いております。
【この記事が役立つ方】
直近で1年以上社会保険に加入している
さらに退職を検討している人
【この記事の要約】
社会保険給付金をより沢山かつ長くゲットするやり方
それでは早速はじめていきましょう!
退職が視野にはいったら必ずチェックしたい!
退職したいな。今の会社にいるのはそう長くないな。と感じた場合に、絶対にチェックすべきことは、お金事情・・・そう!無収入時の生活費です。
次の就職までの生活費をどう工面するか?
貯金が充分にあれば別ですが、そうでなければ(貯金はあっても切り崩したくない場合も)社会保険制度を利用して、毎月お金を支給してもらいましょう。
どんな社会制度がある?【退職したらもらえるお金9選】
あなたが退職したあとにもらえる可能性がある社会保障のお金は全部で10種類ありますからざっとご紹介いたしますね。
それぞれ申請や適用条件はあるのでご注意を。
【退職後にもらえるお金10選】
1.失業保険・・・失業後に再就職をする意思がある人に支給される雇用保険のお金
2.傷病手当金・・・ケガや病気などで働けずに、給与支給がなかった期間に対して支払われるお金
3.求職者支援制度・・・雇用保険の資格がない人に対して支払われるお金で、もらいながら職業訓練を受けて次の就職にそなえる
4.特例一時金・・・雇用保険者の内、短期的の就業期間であり失業保険がもらえない人に払われるお金
5.求職者支援金融資制度・・・上記の3.求職者支援制度だけでは生活金が不足する場合に借りられるお金
6.就職促進給付金・・・以下の4つの手当
a)再就職手当・・・再就職した場合のお祝い金
b)就業促進定着手当・・・再就職した先の会社の給料が、全職よりも低いときに支給される手当
c)就業手当・・・失業保険金をもらっている人で、短期の非正規雇用契約が決まった場合にもらえる手当
d)常用就職支度手当・・・身体障害者やその他就職が困難な者が、安定した職業に就いたときにもらえる
それぞれ表にまとめてみましたので、それぞれの違いがわかるはずです。
当記事のタイトル回収である【貯金0でも生活費をまかなえる裏技】を知りたい場合はこちらから飛んでください↓
※以下の表は20代~30代の年齢層で、扶養家族がいないケースを対象につくっております
※計算にもちいられる前職の給与(税引き前)には残業代や通勤手当、住宅手当が含まれます。しかし賞与や退職金は除きます。
タイトル | 金額 | 条件 | 支給期間 | 支給時期 |
1.失業保険 | これまでの給与月収(源泉前)の約45%~65%が目安 | 直近で雇用保険12カ月以上加入 | 1年以上5年未満での退職なら90日(約1ヶ月半) | 約認定後7日後が目安 |
2.傷病手当金 | これまでの給与月収(源泉前)の約65%が目安 | 4日以上仕事を休んでいて、その給与支給がない | 1年6ヶ月が限度 | 認定後1ヶ月~2ヶ月後が目安 |
3.求職者支援制度 | 10万円 | 雇用保険未加入者でハローワーク求職申込者で再就職やスキルアップを目指す方、他条件あり | 基礎コースは2ヶ月~4カ月/実践コースが3カ月~6カ月 | 認定後7日後が目安 |
4.特例一時金 | 直近6カ月間の給与月収の45%~80%だが年齢により額制限あり。1日1,800円~7,000円位が目安 | 直近1年間で11日以上働いた日が通算6ヶ月以上ある。失業保険支給の対象外である | 6カ月間 | 認定後5日~7日後が目安 |
5.求職者支援金融資制度 | 5万円が目安 | 年利3.0%で貸すだけ。またハローワークでの認定が必要 | 職業訓練を受ける期間 | |
a.再就職手当 | (前職離職前の6カ月間の給与月収÷180日×50%~80%)×(失業手当の残り日数)×60%又は70% | 再就職先で1年以上の雇用が見込まれる/雇用保険への加入など他条件あり | 再就職が決まってハローワークに申請してから1ヶ月が目安 | |
b.就業促進定着手当 | (前職賃金日額–再就職先の賃金日額)×再就職先の給与支払い対象日数 × 6カ月分 | 再就職手当をもらっていて、前職と比べて給与が下がったが、6カ月以上働いていること | 認定から約1.5カ月程度が目安 | |
c.就業手当 | (前職離職6カ月間の給与月収の合計÷180×50%~80%)×30%×就業日で、限度1日1,836円 | 就業日の前日における基本手当の支給残日数が所定休符日数の3分の1以上かつ45日以上であることや他条件あり | 再就職が決まってハローワークに申請してから1ヶ月が目安 | |
d.常用就職支度手当 | (支給残日額が45日未満である場合)基本手当日額×45(最低保証日額)×10分の4(18日分) | 45歳以上の身体障害者、知的・精神障碍者など他条件あり | 再就職が決まってハローワークに申請してから1ヶ月が目安 |
【以上の手当は確定申告は必要?】
4.特例一時金のみ確定申告が必要で、他は非課税となるので、確定申告対象外です。
あなたが利用すべき社会保険は?
あなたがより沢山の手当をもらうために利用すべきは結論、失業保険と傷病手当金です。
直近で雇用保険に12カ月以上加入していた場合、失業後に失業保険金がもらえます。
雇用保険は基本的にすべての会社が加入しておかないといけない義務です。しかしまれに加入していない場合やアルバイト雇用の場合はその限りではないです。
さらにあなたが病気やケガをおって働けなかった期間の内、給与が支給されない期間に対して、傷病手当金が支払われます。
しかしこの2つの手当の支給をうける為には、事前に少々準備をしておく必要がありますから、離職を決意した早い段階で行動をおこしていく必要があります。
当記事では、この2つの手当金をうまく活用して、貯金がないあなたが失業後にどうやって生活していくかを解説していきます。
※貯金はあるが切り崩したくない場合も活用できます。
退職しようにも貯金がない!生活費どうしたらいい?
結論は、失業保険金と、傷病手当金をもらいながら次の仕事を探しつつ生活します。
・傷病手当金は、あなたのこれまでの給与月収の約65%を、18ヵ月間
・失業保険が、あなたのこれまでの給与月収の約45%~65%を、3~10カ月間
それぞれ別々の期間に受け取れますから、21~28カ月間は生活するための収入には困りません。
例えばあなたの給与月収が税引き前で25万円あったとしたら、
25万×0.65=16万2千円前後
あくまでも目安ですが、これくらいが毎月もらえることになるので、贅沢をしなければ生活していくためには充分であるといえるわけです。
※計算にもちいられる前職の給与月収には残業代や通勤手当、住宅手当が含まれます。しかし賞与や退職金は除きます。
でもとくに病気やケガをしているわけではないですが、傷病手当金なんてもらえるのですか?
あとで詳細を解説しますが、実は傷病手当金は、以下の症状でも受け取れるのです。
・朝起きれない
・疲れがぬけない
・会社にいくのが少しつらい
・満員電車が憂鬱、嫌いな上司に合いたくない
・気分が落ち込む、やる気がでない、なんだかイライラする
・会社が合わない、上司と合わないなど環境によりストレスを感じる
・夜眠れない、朝早く目覚める、昼間眠くなる
退職を検討している時点で、上記の中で1つ位は当てはまりますよね。
だからご安心ください。
あなたは傷病手当を受け取れる資格を有しています。
それではここで実際にあなたが生活していくために必要な生活費を計算してみましょう。
社会保険だけで生活できるか不安だけど・・・
都会暮らしを想定して、一人暮らしの独身者が生活していくために必要な生活費をざっくり計算すると以下のようになります。
もちろん地域や環境によって誤差はあります。
しかし一般的に借金やムダなサブスク契約がなければ以下でそこまで離れてはいないはずです。
家賃 7万円
光熱費(電気水道ガス)1万5千円
通信費/スマホ 7千円
食費(1日1,200円✖30日) 3万6千円
就活用交通費 5千円
合計 133,000円
つまり保証支給額だけで生活はできるといえるわけです。
もちろんあなたに巨額な借金がないこと前提にはなりますが・・・
まずは、あなたの場合の生活支出表をつくって、毎月いくらあれば生活していけるかを正確に把握してください。
退職後は扶養はどうなる?
世帯主が失業保険金をうけとっている間は、扶養には入れません。
これまで扶養にはいっていた家族も扶養から外れます。
扶養から外れるとどうなる?
扶養者に収入がある場合、所得税と住民税は増額され、扶養者も自分で社会保険料を支払うことになります。
扶養者に収入がある場合に以上のような影響があるので、ご注意を!
また実家の生計から抜けて、一人暮らしであれば影響はありませんので、ご安心ください。
社会保険を利用するデメリットはなに?
ということで、退職後は、失業保険金と、傷病手当金で生活をしていきますが、デメリットはないのでしょうか。
答えは手続きが面倒なのと、承認してもらえない場合があるという2点です。
手続きの簡単な流れ
【退職前】
病院へ
診断書を書いてもらう
退職届け
有給取得
【申請】
申請書類の手配
書類記入
送付
会社とのやり取り
【申請後】
雇用保険の手続き
保険組合とのやり取り
しかし再発行不可の書類もあるので、不備や記入もれが許されないケースがあります。
さらに申請の仕方によっては申請が通らないことも。
だからついおっくうとなり制度を利用せず、貯金を切り崩したり、ある程度まとまった貯金ができるまで待つという選択をしてしまう人も多いです。
また、人生一回きりしか保証がもらえないというものではないので、もし万が一将来、次の職場でも転職する機会に遭遇した場合、条件に合えば支給されますので、使いおしみはする必要はないです。
あなたにとっての貴重な時間をそんなことにつかうより、疲れてボロボロになった心と身体を癒すために使うべきではないですか!?
しかしとにかく初見で準備と手続きが面倒であることは最大のデメリットでしょう。
そこでどうしたらよいかというと、
専門のプロに助けてもらう
これ一択です。
社会保険アシストを利用して手軽に不備なく申請すれば安心で確実です。
社会保険アシストとは?
失業保険と傷病手当金をもらうためのアドバイスとサポートを行うサービスです。
病院への予約時期や、症状の伝え方、申請書類の作成アドバイスやチェック、退職予定の会社とのやりとりをサポートしてくれるので、あなたがもらえるべきお金をきちんともらえるようにしてくれます。
さらにもしあなたに今、貯金がなくてもきちんと生活できるように手続きのやりかたを教えてもらえるので、最短で退職ができて、かつ再就職活動もあせらずじっくりできるようにもしてくれます。
だからあなたが現在の仕事を数ヶ月もイヤイヤ続けなくても済みます。
とはいえそもそも、あなたが社会保険アシストを利用できる条件にあるかどうかという問題がありますから、ここでは条件を確認しておきましょう。
あなたが社会保険アシストを利用できるか? 条件チェック
社会保険アシストを利用できるかは以下のどれかの条件を満たしている必要があります。
満たしているならチャンスですね。
例え貯金がなくても早期に退職して、空いた時間をつかってゆっくり再就職の活動にあてられたり、スキルアップの勉強の時間にあてることができます。
以下のどちらかでOK
【条件1】直近で、社会保険に1年以上加入している
【条件2】1年未満でも前職から1日も空きがなく転職している
●●国民健康保険の加入者は適用できませんので、ご注意を!
社会保険アシストの上手な活用手順とは?
あなたが、元々想定していた予定よりはやく退職できれば、ものすごく時間ができます。
この空いた時間は基本的に自由につかえますが、ぜひダラダラすごさずにあなたの未来につながる使い方をしてください。
・資格をとる
・再就職活動
・スキルアップ
など、ぜひ計画をたててすごして欲しいです。
無計画だとつい人間はダラけて何もせずあっという間に時(とき)がすぎてしまいますから、とてももったいない思いをしますよ。
計画通りコトを進めることが苦手でも、スケジュールは組んでみることです。
それでは、あなたがおこなうべきこれからの流れをご紹介しますね。
これからの流れ
【STEP1】あなたの生活に必要な生活支出内訳表の作成
家賃がいくらで、電気代が大体毎月いくらで、という生活していく上で必要な家計簿のことです。 フォーマットは自由でOK。
【STEP2】こちらから社会保険アシストへ相談をする
相談は、LINEかメールで、相談費用は無料。アシストサービスを利用する意思がなくても相談だけでも可ですから気軽に問い合わせてみてください。
【STEP3】社会保険アシストを利用する場合は、契約となります。
【STEP4】契約費のお支払い手続き
【STEP5】社会保険アシストから今後の通院と会社とのやりとりについて打ち合わせ
【STEP6】必要書類作成・郵送
【STEP7】 退職
【STEP8】 離職した会社へ診断書を提出
【STEP9】 手当の支給
通院する理由は、やる気になれない/気持ちが上がらないというメンタル的なことでもいいんです!
毎月のお支払いについて
【もし保証金がもらえなかったらお代は不要!全額返金します!】
あなたにまとまったお金がなければ、支払いはカード決済の分割がおすすめです。
毎月2万円ほどにおさえて、支給予定額からその2万円を引いてあなたの生活支出表と照らし合わせてください。
例えば、給与月収が源泉前で約25万円であれば、大体手当は16万2千円ほど出ると見込まれるので、支払いの分割2万円を引いて、14万2千円が手元に残ります。
16万2千円 - 2万円 = 14万2千円
生活していけそうですか?
YESならそのまま社会保険アシストにお願いしましょう。
無理なら支出表を見直して節約するか、または社会保険で生活するやり方は断念することになります。
ただし、実際問題あなたの場合、どれだけ手当がもらえそうかは、社会保険アシストへ相談してみてください。
ちなみに万が一、社会保険アシストに契約したが、手当がもらえなかった場合は、社会保険アシストへはお金は払わなくてもよいのでご安心を。
あくまでも成功報酬という形です。
退職後の収入とお金事情攻略法のまとめ
それでは、ここまであなたが今の会社を退職後に、貯金がなくても生活できるやり方を解説してきました。最後に内容をまとめて終わりにいたしますね。
今の仕事にやりがいも学ぶことも経験も積み上げる見込みがなくなってしまったなら、早期撤退こそあなたの人生のためですから早急に行動にうつしましょう。
・退職したら、社会制度を利用して毎月お金をもらい生活できる
・自分の好きな時間、資格をとる、再就職活動、スキルアップに時間を費やせる
・可能な限り沢山の手当をもらうために利用すべきは失業保険と傷病手当金。確定申告不要
・条件があえば、また次の会社で退職するときも使える制度だから、使いおしみはしなくてよい
・傷病手当金が、あなたのこれまでの月収の約65%を、18ヵ月間 / 失業保険が、あなたのこれまでの給与月収の約45%~65%を、3~10カ月間ほど受給できる
・計算にもちいられる前職の月収は税引き前。残業代や通勤手当、住宅手当は含まれる。しかし賞与や退職金は除く
・申請方法や手続きのやり方、申請の通しかたは社会保険アシストを利用すると楽で効率がよい
・社会保険アシストを利用したけど、手当がもらえなければ、社会保険アシストへの支払いは不要
・社会保険アシストへの相談のみも無料でできるので、実際にあなたの場合、いくら位もらえそうかは相談してみる
アシストを利用する場合の流れ
【STEP1】あなたの生活に必要な支出内訳表の作成
【STEP2】こちらから社会保険アシストへ相談をする
【STEP3】社会保険アシストを利用する場合は、契約となります。
【STEP4】契約費のお支払い
【STEP5】社会保険アシストから今後の通院と会社とのやりとりについて打ち合わせ
【STEP6】必要書類作成・郵送
【STEP7】 退職
【STEP8】 離職した会社へ診断書を提出
【STEP9】 手当の支給
まずあなたが行動すべきこと
あなたの生活に必要な支出内訳表をつくってみてください。
まずはここが基本であり、ここがぶれると生活基盤となるわけです。
次に社会保険アシストへ問い合わせていくら位の手当がでそうか計算してもらう。
決して無理をせぬように。
それでは以上となります。
あなたに輝かしい未来がおとずれますように!
いや、未来は自分で勝ち取りにいくものです!
それでは、ティーヒロでした☆