この記事では、腕時計ブランド「アバウトヴィンテージ」の『1815』の評判を調査した結果と筆者も所持しているので、実機レビューをしていきます。1815は、ダサい時計なのか?買って後悔してしまうのか?今、1815のご購入を検討されている方は必見です!
どうもご機嫌いかがですか?ティーヒロです!
【ティーヒロとは?】
・CWC(ウォッチコーディネーター資格)所有者
CWC(ウォッチコーディネーター資格)とは、豊富な専門的知識をそなえ、適切な接客対応ができる時計販売のプロフェッショナル。現在約3千名の資格所有者が全国で、時計選びをサポートしている。
・2019年から腕時計ブログ執筆
・119以上の腕時計ブランドを解説⇒「腕時計ブランド辞典」の作成。
・1815を購入し、使い続けて2年目。
↑というわたしがアバウトヴィンテージの1815をレビューしていきますので、後悔するか満足するか、ご購入時の参考になるはずです。
ぜひチェックしてみてください。
1815の実機レビューをしていく!
それではさっそくはじめていきましょう!
以下は、1815を購入した当時、2022年に書いた文章を元に編集しておりますのでご了承ください。
注文して1815が届く
2022年の6月1日現在。
1815は、2022年3月に購入したのですが、その時に届いた写真がこちらです。↓
こんな感じの時計です。
「サファイアガラス(クリスタル)」
サファイアガラスとは主に高級腕時計に使用される素材。傷が付き難くとても美しい。その硬さゆえに加工が難しい。平らな形が一般的ですが、一部ドーム型を採用しているモデルもある。当然ながら、難易度の高い加工にコストを割く為、価格はより高価になる。
名称「316Lステンレス」
医療用器具に使われる最上級ステンレス。金属アレルギーがでにくく錆びにくい。酸化による変色もしにくい。長く着用していても老朽化しにくい
はじめて手にとった感想は、「凄い!木製ケースが高級感あるね!」でした。
普通に紙製のケースにはいっていると思っていたからそのギャップに驚いた形です。
腕時計本体も、重量感があり安っぽさもなく、しっかりとしたつくりであると感じました。
第一印象は、「これはよい買い物をしたな。」という感覚です。
【右横のスイッチボタンの解説】
時計の右側面についている3つのスイッチボタンの機能解説をすると↓です。
上スイッチボタンは、クロノグラフ(ストップウォッチ)の計測スタート&ストップ。
真ん中は、時刻と日付調整。
下スイッチボタンは、ストップウォッチのリセット
大きさと重さ、傷つきやすさは?
時計の大きさを、視覚的にあらわすと↓です。
直径41mmで、手首が細いわたしで↑の感じ。
重さは少しだけずっしりですが、肩がこるというほどではなく、長時間つけていても疲れを感じる事はないです。
ここ↓に名前やメッセージを刻印してもらえますから、記念品やプレゼントにもよいですね。
北欧家具や北欧アイテムが好きなご友人や、パートナーからはかなり喜ばれるはず。
サファイアクリスタルガラスと316Lステンレスの強度をテストしてみました。
小さなマイナスドライバーでぐりぐりこすってみます。
食事の時のお箸を持つ位の力具合でこすります。
数年後、ステンレス部には汚れや小さな傷がついても、風防部(ガラス部)はピカピカ綺麗な状態でしょう。
それだけ、長く使えば使う程、よりヴィンテージ風に味が出てくる事が予想できます。
時刻帯により変わる顔
時間帯により変わる表情を、それぞれ見るために写真を撮影してみました。
【朝日に照らされて】
【昼間】
【夕日に照らされて】
【夜電灯に照らされて】
ドーム形のガラスが、まるで水晶のように美しく光を反射し、高級感が感じられます。
精度はどんな感じ?
大体3カ月位使った時点で、誤差+5秒。
通常のクォーツ時計の標準が月差±15秒程と考えるとかなり“あたり”だったと言えます。
ちなみに同じ1815でも個体差はあるので必ずしもみんながそうとは限らないはずですので、ご容赦ください。
防水性は?
5ATM(日常生活用強化防水) です。
公式サイトでは、雨やシャワー時の着用が可能とありますがやめておきましょう。
シャワーにあてたら強い水圧がかかって故障の原因になります。
雨天時、傘を差して歩く程度くらいの防水ですから、濡れたらすぐに拭き取りましょう。
時計内部(ムーブメント)の動力装置の品質どう?
MIYOTA 6S11 クロノグラフ (電池駆動のストップウォッチ付き仕様)
名称「ミヨタ(MIYOTA)」
時計の内部動力源(ムーブメント)のメーカー。シチズンが所有している日本製。数千円程度の安価な時計に搭載される事が多い。クォーツ(電池式)で性能は月差±20秒。機械式(ゼンマイ巻き式)で日差-15秒~+40秒。安価な時計専用という印象が強いですが実はなかなか品質は良い。
わたしの購入した1815時計で、3カ月位たっても+5秒程度の進み具合でした。
これはクォーツ時計の中でも優秀な精度といえます。
精度の視点で後悔することはないはずです。
クロノグラフ(ストップウォッチ)ボタンの使用感は?
押し具合は多少、重ためですが、ほどよくです。
重すぎるという事はありませんし、わたし的には満足です。
あなたがもし、日常やビジネスで、ストップウォッチを使うことがあれば問題なく利用できるでしょう。
リューズ(時刻調整のネジ)の使用感は?
うまく爪に引っ掛けられれば、固くもなくスムーズです。
結論、精度品質は優秀ですので、北欧ヴェンテージ風デザインがお好きならつけてニヤニヤできるはず!
古くなってステンレス部に傷がついて汚れてきても、サファイアクリスタルガラスは綺麗な状態を保つでしょうからヴィンテージ感がより強まっていい感じの時計になってくると思います。
では次章では、いよいよ革新部分。アバウトヴィンテージの1815は買いか否か?解説していきましょう。
※答えを急ぐ場合は、こちらからのページ内リンクへ飛んでください。
2年6カ月後の状態
2024年10月現在の状態です。
週2日~3日ほど利用して、装着したら約13時間ほど利用してきました。
雨や夏場の利用はひかえて、使うときは傷つくことを気にせずガシガシ利用です。
2024年10月現在。
風防(ガラス部)は傷なし綺麗な状態です。
ステンレス部分には細かい傷が沢山ついています。
ストップウォッチも動作問題なし。
精度も日常利用に問題ないです。
買ってすぐに壊れるということはないですからご安心ください。
※あくまでもわたしの場合ですので、万が一壊れても責任はとれませんので、ご了承ください。
1815の評判を調査してみました
アマゾンと楽天、価格.comには評判は見当たりませんでした。
わたしではなく他の人がアバウトヴィンテージについて書いたブログ内には、評価がいろいろとありましたので、そちらから紹介していきます。
格好いい時計しているね!と褒められた。
「え?アバウトヴィンテージ?すごいね!」とは言われない・・・知名度はない。
シンプルでありながら高級感がある!
他にもX(旧ツイッター)でも調査して見ました。
ザックリなヘビーメッシュストラップがイイ感じ。
シンプルな銀の文字盤と青のインデックスが美しい。ベルトをメッシュに替えれば渋さが増す。 高級感のある木箱に替えのベルト含めても安い! 気に入った!大事にしよう。
他にもこちらのページでアバウトヴィンテージについて評判や口コミをご紹介しておりますので、是非参考にしてみてください。
2年程使ってみての現状はどうか?
利用頻度は、1週間に3回程度、月に12回程度装着して2024年7月16日現在、ベルトの革はへたってきているものの、図のように本体部はとてもきれいな状態です。
仕事で使うことが多く、けっこう気にせずガシガシ机や扉にぶつけてしまうことも多いです。
やはりサフィアクリスタルガラスと314Lステンレスの強み発揮というべきでしょうか。
長いこと使って、すぐ故障したり、汚れて安っぽく汚らしくなるようなことはなかったので、わたしにとっては、よい買い物をしたと満足しております。
結論、1815は買いか否か?
アバウトヴィンテージの1815は買いか否か?その答えは・・・
1815をおすすめできる人
・北欧デザインが好き
・おしゃれなデザインの腕時計でニヤニヤしたい
・ずっと綺麗で傷がつきにくい時計がいい
・ちょっと大きめな本体の時計が欲しい(直径41mm)
・クォーツ式(電池駆動)がいい
買うべきではない人
・腕時計のブランドステータスが欲しい
・10万円以上する高価な時計がいい
・機械式(ゼンマイ駆動)がいい
1815はどこで買えば一番お得?
アマゾンや楽天、価格.comでは取り扱いがありませんので、公式サイトからの購入になります。
各種キャンペーンや期間限定割り引きもありますので、もしもご購入を検討なら、まずはこちらをチェックしてからがお得です。
電池交換はどこでやればいい?
町の時計修理店に持ち込めば、1,000円~2,000円程度でやってくれます。
特に購入当初は、電池が少なめですから、大体1年~2年程度で交換時期が来るでしょう。
時刻をあわせても頻繁に狂うようであれば、電池残量が少ないケースを想定してもよいので一度、町の修理屋に持ち込んでください。
電池容量もあわせて調べてくれますよ。
故障やオーバーホールはどうしたらよい?
アバウトヴィンテージ社ではオーバーオール(分解修理)の対応をしておりません。
お住まいの地域の腕時計修理店頭に持ち込んでください。
又、保証期間は2年間です。しかしお客様ご自身の不注意などで破損した場合は保証期間内も無料修理の対象になりません。
1815の評価調査と実機レビューそして考察のまとめ
それではここまでアバウトヴィンテージの1815についてレビューしてきました。
最後に内容を箇条書きにまとめておわりにいたしますね。
・記事に書いてある事はわたしの感想を多く含む
・記事内でご紹介した時計の精度・性能は環境や年数、状態その他もろもろで普通に変化する
・ 特に防水性に関しては自己責任で判断する事
・ 精度品質は優秀ですので、北欧ヴェンテージ風デザインがお好きならニヤニヤでき満足度は高いと言える
・ 古くなってステンレス部に傷がついて汚れてきても、サファイアクリスタルガラスは綺麗な状態を保つでしょうからヴィンテージ感がより強まっていい感じの時計になってくる
・評判に関しては、知名度以外に関してはおおむね良好
・電池交換は町の時計修理屋に持ち込めば、およそ1,000円~2,000円前後でやってくれる
・著者の場合は、1年半ガシガシつかっても綺麗な状態が保てている
・もし1815を購入される場合、どこから買えばお得かはこちらで紹介
それでは以上となります。
あなたに素敵な腕時計ライフを!
ティーヒロでした。