【評判と評価】腕時計のオリスとは?その歴史とブランド解説

オリス川のほとりという事で。写真は「オリス」とは関係ありません。

ステータス性
★★★☆☆☆
知名度
★★★☆☆☆
品質
★★★★☆☆
営業マンへのお勧め度
★★★★☆☆
ティーヒロの好み度
★★★★☆☆

この記事はオリスを知らべている方へ向けて書いております!

どうもご機嫌如何ですか?ティーヒロです★

この記事を読むと身に付く知識は以下の通りです。

オリス の歴史

オリス についてのうんちく

記事の根拠

・腕時計好きなわたしの知識ですが(とはいえ好みと偏見も含みます💦)

・ネット上の調査しました

・腕時計雑誌の内容

【どんどん内容が増えていく記事】

この記事は少しずつ成長していきます。

不定期ですがどんどんと記事の内容を増やしていきます。

わたしについての詳細は、プロフィールページに譲るとして、

早速ですが本題についての解決に入っていきたいと思います!


【注意】本記事のリンクには広告がふくまれています。

目次

オリスは営業マンに相応しいか?

おすすめですよ。

人気もありますし、カッコイイ時計も多いです。

20代の営業マンが好きそうなランナップを揃えていますしね。

品質も良いです。



オリスの値段って大体相場はどれ位?

100%ムックシリーズ「腕時計大全the Best」という雑誌を引用させてもらうと、大体以下位の相場です。

正規品で大体23万円~78万円前後です。

並行輸入品で大体16万円~51万円前後です。

【用語解説】
名称「並行輸入品」
正規代理店ルートとは別のルートで商品を輸入する事。正規店以外の業者が、物価の安い国で商品を購入し、日本に輸入する事。偽物ではなく本物ですのでご安心を!アフターフォローの所で正規品とは差別される事が多い。


オリスってどんな人達がつけているの?

年齢層にすると20代から30代位の人に人気です。

ロンジンやボールウォッチと並ぶ位のステータス性があります。

独身できちんと収入があればサラリーマンでも充分購入できる位なので、一般の方でも着けている方は多いです。



オリスの何が凄いのか?そのこだわりとは?

オリスは、サラリーマンの給料でも手が届く高級腕時計として、どちらかといえばリーズナブル路線のブランドです。

それでも数十万円はしますがね。

ムーブメントは、時計大国スイスの大手ムーブメントメーカーであるETA社製のものや、同じく大手ムーブメントメーカーのセリタ社製のものをベースに改良して搭載しております。

【用語解説】
名称「ETA社」
腕時計の本場はスイス。そのスイスで最大手の時計グループ「スウォッチグループ」に属する最大手ムーブメント製造会社。ETA社のムーブメントは優れていて、10万円以上の高額時計に搭載される事が多い。


【用語解説】
名称「セリタ社」
ETAと交換性のあるジェネリック・ムーブメント(内部動力機構)を製造しているメーカー。元々はETAの下請け。なかなか評判は良い

機構の特徴しては、代表作であるビッグクラウンシリーズのポインターデイトです。


オリスジャパン正規3年保証 ORIS オリス 腕時計 ビッククラウン ポインターデイト 754.7741.4065M 自動巻


時計文字盤の周辺に1ヶ月分の日にちが印字されており、針で指し示す事で日にちを識別できるようになっています。

しかもその精度は、シンプル構造ゆえ凄く高く、パイロットウォッチとしての評価を高めております。

とはいえ完全自社製ではない事については、一部の時計通からの受けは良くはないです。

近年は、完全自社製のムーブメントを利用していますので、その辺の評判は今は好転しています。

ここでは、この自社製ムーブメントについて解説してみます。

「キャリバー400系」

オリスムーブメントの特徴は以下の通りです。

・01・超絶ロングリザーブ

・02・10年オーバーホール10年保証

・03・耐磁性

・04・耐衝撃性能

・05・精度

01・超絶ロングリザーブ

普通、機械式のパワーリザーブは超長くても70時間〜80時間程です。

【用語解説】
名称「機械式」
ゼンマイを巻き上げ、それがゆるむ力を動力源として動かす時計の事
手動で巻くタイプと腕振りの振動で巻き上げる自動巻きとある
電気を使わず可能な限り正確に動く所に工芸品としての価値がある
ほとんどの時計が1日で40秒以上狂いがでる

しかしこのムーブメントは、120時間(5日間)という長さを誇ります。

02・10年オーバーホール10年保証

普通の機械式腕時計であれば5年前後程で、オーバーホールです。

しかしオリスのこのムーブメント搭載機は10年に一度で良いです。

更には、正規品で購入しかつメンバーシップサービスの「My Oris」へ登録を行うことで、購入から10年間の品質保証が付いてきます。

ちなみになぜオーバーホールサイクルが10年というロングスパンで良いのか?この疑問に答えます。

簡単にザックリ説明します。

結論から言うとシリコンを上手く使っているのです。

シリコンは、摩耗し難くかつ潤滑油をさす必要のない素材です。

又、不要な部品を取り去り軽量化しているからです。

これにより消耗しにくい構造になっており又潤滑油をさす必要もないようにしている為です。

オーバーホールは、時計が故障していなくても、分解して内部機構の部品の摩耗や歯車やその他部品への潤滑油切れをチェックします。

その必要性がある部分にシリコンを使っているので摩耗の心配も低いし潤滑油をさす事もしなくてもよいわけです。

03・耐磁性

非磁性素材のシリコンを使用している事と、その他30個の部品も非鉄と非磁性素材を用いています。

これにより約2250ガウスの耐磁性能を獲得しているわけです。

04・耐衝撃性能

細かい話をしてしまうとあまりに専門的になってしまうので、割愛しますが、簡単に解説すると衝撃を受けても内部ムーブメントにその衝撃が伝わり難い機構になっているのです。

05・精度

日差−3〜+5秒程です。機械式ムーブメントの一般モデルの日差は大体±40秒程と考えるともても精度が高い事がわかりますね。

と、いう訳でオリスの自社製ムーブメントはとても実用性が高く優秀なものとなっております。

結論、オリスの時計作りの技術はとてもハイレベルであるという訳です。



ラインナップをご紹介

ビッグクラウンポインターデイト


[オリス]ORIS ビッグクラウン ポインターデイト メンズ 腕時計 754 7741 4065M [正規輸入品]



国内正規品 ORIS オリス ビッグクラウンポインターデイト 40mm Big Crown Pointer Date メンズ 腕時計 自動巻き ステンレススティールブレスレット ブラック文字盤 黒 01 754 7741 4064-07 8 20 22



[オリス] ビッグクラウンブロンズポインターデイト 36mm メンズ 腕時計 自動巻き 革ベルト グリーン文字盤 緑 01 754 7749 3167-07 5 17 69GBR

[オリス]oris ビッグクラウンブロンズ ポインターデイト 754 7741 3166-07 5 20 74BR 腕時計 ブラウン 80周年記念モデルバリエーションモデル


ビッグクラウンコンプリケーション


ORIS (オリス) 腕時計 ビッグクラウン コンプリケーション 582.7678.4061M [正規輸入品]


ビッグクラウンプロパイロット


ORIS(オリス) 国内正規品 ビッグクラウンプロパイロットGMT 45mm Big Crown ProPilot GMT メンズ 腕時計 自動巻き ステンレススティールブレスレット ブラック文字盤 黒 01 748 7710 4164-07 8 22 19



国内正規品 ORIS オリス ビッグクラウンプロパイロットデイト 41mm Big Crown ProPilot Date メンズ 腕時計 自動巻き 革ベルト ブラック文字盤 黒 01 751 7697 4264-07 5 20 19GFC



[オリス]ORIS BIG CROWN PROPILOT(ビッグ・クラウン・プロパイロット) キャリバー 111 手巻き式 メンズ 腕時計 111 7711 4165-Set 8 22 19 [正規輸入品]


アクイス


[オリス]ORIS AQUIS(アクイス) デイト キャリバー400 ダイバーズウォッチ 腕時計 01 400 7763 4135-07 8 24 09PEB [正規輸入品]



オリスジャパン正規3年保証 ORIS オリス 腕時計 アクイス デイト ダイバーズ 733.7730.4135M 自動巻き



[オリス] アクイス デイト 73377304134D 腕時計 メンズ Aquis Date 733 7730 4134D ダイバーズ レザーストラップ [並行輸入品]


ダイバーズ65


[ORIS]オリス ダイバーズ 65 自動巻き デイト 腕時計 36mm径 733 7747 4354-07 8 17 18 [正規輸入品]



オリスジャパン正規3年保証 ORIS オリス 腕時計 ダイバーズ65 ネイビーカラーの文字盤 733.7720.4055F 自動巻




オリスの歴史

創始者は、ポール・カッティン氏とジョージ・クリスチャン氏です。

創業地は、スイス北西部にある美しい町「ヘルシュタイン」です。

1904年、町にある閉鎖していた時計工場を買い取り工房としました。

オリスのブランド名の由来は、近所を流れる小川にちなみました。

1911年、この頃になると会社は、300人を超える従業員を抱える大企業に成長していました。

1925年、電気メッキ工場をオープンさせ、ポケットウォッチにピッタリ合うブレスレットを開発します。

この後に本格的に腕時計作りをスタートしていきます。

1937 年、エドモンド・ジャガー社と合併します。

高級腕時計ブランド「ジャガールクルト」を創立したアントニー・ルクルト氏の孫であるジャック・デイビッド・ルクルトが取締役社長に就任します。

1928年、二人の創始者の死後、ジョージ・クリスチャン氏の義理の兄「オスカー・エルゾック」氏が、ジェネラルマネージャーに就任します。

彼はこの後、およそ43年間もの間、この大役を引き受けます。

1934年、スイス時計法が制定されます。

この法律は、スイス時計産業の保護を目的としたものでした。これにより当局の許可なく時計製造における新しい技術の発表が出来なくなります。

この法律はオリスにとっては痛手となりました。

何故ならこの時、オリスは一部の内部部品において他社よりも少し劣った精度のものを、搭載していたのです。

つまりその部品を上回るものを開発できなくなってしまったからです。

1934年、スイス・ビエンヌにダイヤル(文字盤)工場をオープンしました。

この頃のオリスは、マニュファクチュールであり、時計の部品のひとつから全て自社開発製造しておりました。

その為に多くの有能な時計師を雇っておりました。

【用語解説】
名称「マニュファクチュール」
通常、時計は外注を使い分担作業をする。
しかし外注を使わずイチから自社で一貫して製造するメーカーを「マニュファクチュール」と呼ぶ

1938年、オリスは、ポインターデイトを搭載した初のパイロット用時計「ビッグクラウン」を作りました。

この時計は、パイロットが手袋をしていても操作ができるように大きなリューズを備えていましたよ。

ビッグクラウンは、その優れた操作性から米空軍の間と話題となりました。

結果大ヒットし、世界にオリスの名を広めました。

1940年、第二次世界大戦中、スイス国外の流通のネットワークは激減していました。

オリスは、ビジネスを継続させる為に、アラームクロックの製造を始めました。

1945年、ピンレバーを改良し、時計歩度公認検定局による200の認定の第1号を取得します。

1949年、なんと8日間ものパワーリザーブの アラーム・クロックを発表します。

1952年、オリス初の自動巻き腕時計を発表します。

この時計には、高精度のムーブメント「キャリバー601」が搭載されていました。

1965年、100m防水機能が付随したダイバーズウォッチを発表します。当時の流行であったタイマースケール付き逆回転ベゼルを搭載しておりました。

又、発光性のあるインデックス表記で、暗闇でも視認できる実用性を誇り、大ヒットします。

この時計は50年後に復刻版として発表され、オリスの代表作になりましたよ。

「ダイバーズ65」


[ORIS]オリス ダイバーズ 65 自動巻き デイト 腕時計 36mm径 733 7747 4354-07 8 17 18 [正規輸入品]


1966年、スイスの時計法撤廃。

ここでようやく新しい技術を時計に搭載できるようになります。

1967年、オリスはレバー脱進機よりも優れたキャリバー652を発表しました。

この時計は、クロノメーター規格に認定されました。

【用語解説】
名称「クロノメーター規格」
天文台やスイスなどの公的機関が定めた時計品質の基準
特定の環境下に置いて日差(日にどれくらい時刻がずれるか)を査定
日差-4秒~+6秒以内
2cm以下のムーブメントは-5秒~+8秒以内が基準
ちなみに一般的な時計は日差-20秒~+40秒程度

1969年、この頃よりオリス社は、約800人を超える従業員を抱えるようになっていました。

年間でも約120万個もの時計を生産していましたし、独自の時計製造機械を開発、見習い制度を設けて、年間でも約40名のエンジニアと時計師を育てていました。

1970年、オリス初のアイコニックモデルとなるクロノグラフ、「クロノリス」を発表。オリスとモータースポーツを融合させたはじめてのコレクションです。

1970年代から1980年初期まで、クオーツショックのためオリスの衰退期に入ります。

【用語解説】
名称「クォーツショック」
1969年、セイコーがクォーツ時計を開発した事により時計の常識が変わった。これまでゼンマイの力で動く時計が常識だったが電池で動くという時計の誕生が革命的な出来事となった。量産でき、精度も高くそして安価である事が、数多くのスイス時計ブランドを閉鎖に追い込んだ。

オリスは、ここから機械式時計のみの生産に切り替える道を選びます。

1980年代半ばには、同社のCEOであるウーリックW・エルゾック氏は、日本を頻繁に訪れ、市場調査を行います。

1984年、1930年代後半に発表された「ビッグクラウンポインターデイト」を再度発表します。

1991年、ムーブメント「キャリバー581」を発表します。このムーブメントには、超複雑機構である「ムーンフェーズ」を初めて搭載したキャリバーとなりました。

1997年、世界初となる画期的なワールドタイマーを発表しました。

ケースのサイドにあるプラスボタンやマイナスボタンを押すことで、前後1時間刻みに時間調整が出来る機能が備えられていました。

簡単に時差調整ができるようになっている訳です。

更に自動日付調整機能も搭載されておりました。

例えば、現地時間が午前0時よりも戻された場合、それに応じて日付も1日戻るようになっている訳です。

2002年、レッドローターがオリスのムーブメントシンボルとなりました。

シースルーバックという、時計の裏側がスケルトンになっていて、このレッドローターを目視できるようになっています。

これは、オリスのムーブメントならではの意匠となっています。

【用語解説】
名称「ローター」
自動巻き式に着いていて、歩いたり降る時の振動を受けて回転する。その回転でゼンマイを巻き上げる

このレッドローターは、機械式の時計のみを製造し続けるという時計に対するオリスの情熱の象徴でもあるのですよ。



オリスについてのまとめ

・ 営業マンとしてオリス時計はおすすめできる

・ 正規品で大体23万円~78万円前後/ 並行輸入品で大体16万円~51万円前後

・ 独身できちんと収入があればサラリーマンでも充分購入できる位

・元々は、ETA社やセリタ社のムーブメントをベースに改良を加えて時計を製造しているブランド

・近年、キャリバー400系という自社製造のムーブメントを開発。特徴は以下の5点

・01・超絶ロングリザーブ

・02・10年オーバーホール10年保証

・03・耐磁性

・04・耐衝撃性能

・05・精度

とりあえず当記事は以上となります。

ありがとうございました。

ティーヒロ


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