腕時計の正規品価格と並行品価格の違いを解り易く解説してみた

それでは本日も講座をはじめていきましょうか！本日のゲストは高木君です！どうぞ！

はい！よろしくお願いいたします！

それでは早速スタートしましょう！

まず正規品価格については説明の必要も無く、理解できると思います。いわゆるメーカーが定めている定価ですね

ですので、まずは並行品価格から解説していきます

まず気になる事の一つだと思うのですが、並行品も本物なのでそこはご安心ください！ 偽物ではないです

はい！違うのは「仕入れのルート」なのです！

はい。 並行品とは正規の代理店を経由せずに別のルートから輸入された品をそう呼びます

ちなみに並行品って凄く安いですよね？なぜそこまで安くできるのかというと、為替や輸送費を入れて考えても、日本国内よりも安く手に入る国、地域から仕入れをしているからなのです！

海外にもしその腕時計の在庫が多いようであれば、更に安く手にはいりますよ

ちなみにくどいようですが、正規代理店を経由していないから、もしかしたら、少し不安になる方がたまにいらっしゃるのですが、腕時計そのものは正規品と同じですのでご安心ください！

でも並行品の方が安いし、そうすると誰も正規代理店では買わなくなりますよね？

ではどこに差別化を図っているかというと、やはりアフターメンテナンスですね ！

アフターメンテナンス代に割引がつくので、一つの腕時計を末長く使いたいという方には正規代理店での購入がおすすめです！

とくに機械式腕時計はメンテナンスは必須ですからね！機械式は工芸品的価値が高いので、長く付き合っていきたいと考える方は多いです！高級腕時計であれば尚更、正規代理店が良いですね

特典として正規の証明書が名前入りで発行してもらえるブランドもあります！例えばロレックスはそうなのですが、”自分のロレックス”という証明にもなります！

その証明書は並行品には付属してはいないのです

他にも正規代理店の良さは最新情報が早かったり、新商品の入荷も早いですね！

ですね！

では並行品の場合なのですが、実は昨今では並行品を扱うお店でも、その店独自でメンテナンスを安くやってくれる店も実はあるのです！

例えば 街中のiPhoneの修理店みたいなものですよね！アップルに修理を依頼するのではなく個人の修理店に修理・・・これを「オーバーホール」と呼ぶのですが、依頼するのと同じ感覚です

また、「買い替え」をやっているお店もあるとの事ですよ！現在使っている腕時計を引き取って、その代わり、新たな腕時計を格安で販売するという「買い替え」です

ああ、いい質問ですね！部品に在庫がある事が条件ですが、ほとんどのブランドではやってくれますよ

ただし、確かフランクミュラーは駄目だった記憶がありますね

と、いうように並行品修理は受け付けていないブランドもあります！

そうですね！例えば東京ではアメ横、大阪では心斎橋辺りにいけば多いのではないでしょうか？詳しくはweb検索で調べてみてください！

これはブランドや物にもよるのですが、例えばタグホイヤーの場合は、3割から4割は並行品が安いですよ！

それは大丈夫ですよ！正規代理店で購入しても並行店で購入しても同じ物です！

そう言い切れる理由は最後の方で解説しますね！

ちょっとうんちくになってしまうのですが、

正規輸入についてもう少し解説しておきますとですね・・・

正規輸入品とは、“正規ルート”で輸入されたものの事です。これは海外のメーカーと正式に輸入と販売代理店の契約を結んだお店で売られます

例えば大手百貨店や直営店、いわゆる直営ブティックですね

もちろん、メーカーサイドとしては、自分達の商品には、やはり売り出していく上での”イメージ”を重視するわけです！

だから販売店の雰囲気や接客レベル、販売価格までやはりこだわりたいのですね！

ですね！だから、メーカーはある程度はコントロール、監視したいのですよ。だからきちんと正式に「提携」したお店に売ってもらいたいのですね！

そのお店がいわゆる正規ルート販売なのです

並行輸入品とはいえ、最初から並行品というわけではないのです

海外のお店に並んでいる時点では、正規販売品なのです

それを並行輸入業者が独自ルートで買い付けるわけですが、もちろん、安くなる条件を求めて買い付けが行われます

その後、輸入業者からの販売になるのですが、ここからはメーカーからの価格コントロールが発生しないです

つまり価格競争が起きますね

これが並行品がかなり安い理由でもあるのですね！

ちなみにメーカー保証についてなのですが、よく家電製品を量販店で購入すると説明書や保証書にお店のスタンプを押してもらえるじゃないですか？

ああいうのは勿論、腕時計にもあるのですが、

輸入業者が買い付ける場合、“業者”として買い付ける訳ですよね

すると当然、現地のその販売店も“業者対応”をしてくるわけです

つまり、ある程度まとまって買い付ける場合が多くなるのですが、ではそこでお店がその全てにスタンプを押してくれるのかどうか

ここは全くの不透明なわけです

だから並行品に付属している保証書は、「未記入」か「海外販売スタンプ有り」のどちらかになるのですが・・・

もちろん、「未記入」だとメーカー保証が受けられませんよね

更に、たとえスタンプがあっても、実際に日本に輸入されてあなたが購入する時とは日にちに差が出てきますよね

そうです！

これつまり並行輸入品はメーカー保証期間がフルには受けられないという事になりますよね？

そう！だから、並行輸入品販売店側で独自で“店舗保証”を用意している事が多いのですが、実際にそういう事をしてくれるのかどうかは購入時に確認しておいた方がよいですね

この辺の心配については結論からいうと大丈夫です！なぜなら流通の仕組みと人と人との信用が物語っているからです！

つまり並行輸入品が流れてくる輸入ルートの中で、もしも偽物が入りこむとしたら、並行輸入業者が、海外のきちんとした店舗で仕入れてきたのか？という話になります

並行輸入業者って、「正規」という称号がないですよね？

この世界って間違いなく「信用」第一なのです。だから「正規」という称号って凄く強いのですが、この正規は欲しくてももらえないものです

では並行輸入業者としては、どうしているかというと「信用を積み重ねる」しかないのです

彼らも長く安定してその世界で商売をしていくと腹をくくった人間です。家族もいるでしょうし、そう簡単に自分のビジネスが破綻するのは望んでいません

しかしかといって正規ではない。であれば、彼ら彼女達は、コツコツとこれまで積み上げてきた信用を担保に商売をしているという話です

だから逆に彼ら彼女らこそ偽物への目利きに感してはプロで、活、こだわりをもってビジネスをしている筈なのです！

つまりご安心ください！本物です！というのが結論です！

ではここまでをまとめて終わりにしますね！